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21年間のはてなダイアリー&アメブロからの避難所

(番外編)見下された時の5つの原則まとめ

YouTubeの内容をもとに作成しました。

youtu.be

 他人様のYoutubeですが、 大変分かりやすい、力強いメッセージでしたので、

ここで、動画のタイムスタンプや地の文を整理し、**「田中角栄の教え」**として、より読みやすい文章に再編しました。


 

😤 見下された時の5つの原則:屈辱を勲章に変える「確かな手」

 

諸君は人に見下されたり、馬鹿にされたりした経験があるだろうか?そんな時、怒りに任せて言い返したか?それとも唇を噛みしめ、黙って我慢したか?

多くの人間は、カッと頭に血が上るか、意気地なく萎縮するかのどちらかだ。だが、本当に強い人間、逆境を乗り越える人間は全く違う反応をする。

私は新潟の貧しい農家に生まれ、高等小学校上がりで、夜学の中央工学を出ただけだ。15の春、一人で東京に出てきてから、それこそ一生涯見下され続けてきた人生だった。田舎者、学なし、成り上がりとあらゆるレッテルを貼られ、屈辱を味わった。

だが、そのたびに私は不思議と強くなっていった。なぜか?

それは、見下された時の5つの原則を知っていたからだ。

この原則を身につけてからは、あれほど憎かった敵が味方になり、耳を塞ぎたかった批判が応援の声になり、消し去りたかった屈辱が輝かしい勲章に変わっていった。今日は、私が人生の全てをかけて身につけた、**「舐められた時の最も確かな手」**を諸君に余すところなく教えようと思う。


 

1️⃣ 感情で返さないこと

 

何があっても、感情で返さないことだ。

人が誰かを攻撃する時、何を期待しているか?怒らせたい、泣かせたい。そうやって優越感を感じたいんだ。ところが、そこで**笑顔で「ありがとうございます」**と言われたらどうだ。相手は完全に拍子抜けし、攻撃する意味がなくなってしまう。

【例】

田中土建を立ち上げたばかりの頃、役所の建設課長に「あなたのような零細業者がこの規模の工事を受けるのは無理」「複雑な設計図が読めるとも思えない」と見下された。

腹の底から怒りが湧いたが、私はこう答えた。

「課長、本当にありがとうございます。未熟な私どもにはっきり教えていただけるのはありがたいことです。もしよろしければ、今日、設計図の見方も教えていただけませんか?」

課長はその日、予定を超えて事務所に残り、丁寧に設計図の読み方を教えてくれた。帰りがけに「あなたは面白い人ですね。この件はなんとか掛け合ってみますよ」と言った。

見下してくる人間がいるなら、まず一呼吸置いてみろ。そして、相手が期待している反応とは真逆のことをする。**怒りを見せるのではなく、笑顔を見せる。**それだけで、相手の攻撃は無力化される。同時に、自分自身が怒りに任せて言い返そうとしていないか、時々振り返ってみることも大切だ。


 

2️⃣ 相手の土俵に乗らないこと

 

決して、相手の土俵に乗らないことだ。

見下してくる相手の価値観で勝負をしたら、こちらが不利になるだけだ。だから、戦いの場そのものを変えてしまう

【例】

初当選直後、東大法学部出身の先輩議員に「君は選挙には強いらしいが、これからは国会での論戦だ。高等小学校卒では法律論議についていけるかね」と聞こえよがしに言われた。

私はこう答えた。

「先生、おっしゃる通りです。私には学がございません。ですが、私には新潟の雪の中でこごえる農家の顔が見えます。国民の苦しみは骨身にしみて知っています。難しい言葉で議論するより、国民の暮らしを本当に理解することの方が政治家には必要ではないでしょうか。」

私は学歴の土俵で戦わず、**「現場感覚」**という別の土俵で勝負した。誰かに見下される時、相手が設定した土俵で戦う必要はどこにもない。学歴で攻められたら、そこで戦わず、経験や誠意という別の場所に持っていけ。相手が用意した戦場ではなく、自分の戦場で戦うんだ。


 

3️⃣ 批判を「成長の種」として受け取ること

 

相手の指摘は、自分の弱点を教えてくれる貴重な情報になる。批判を成長の種として受け取ることだ。

【例】

昔、財政問題を議論する閣議で、大蔵官僚出身の閣僚に「大臣は財政の基礎をどこまでご存知なんですか?」と指摘され、内心で悔しさと恥ずかしさで胸が張り裂けそうになった。

閣議が終わると、私はすぐに秘書を呼び、その夜から若手官僚を相手にした財政の猛勉強会を始めた。「俺は学がない。だから一から教えてくれ。遠慮はいらん」と。

3ヶ月後、同じテーマが議題に上がると、今度は私が誰よりも詳しく説明した。あの閣僚は「田中さん、見事な資料でしたよ」と。私は頭を下げた。

「あの時のご指摘がなければ、ここまで勉強しませんでした。ありがとうございました。」

誰かに弱点を指摘された時、そこに少しでも真実が含まれているなら、それは成長するための貴重なヒントになる。プライドを捨てて素直に学ぶ。悔しさをバネに、人の何倍も努力する。それが見下された時の最高の反撃だ。


 

4️⃣ 一歩引いて相手を逆に目立たせる

 

一歩引いて、相手を逆に目立たせることだ。これで完全に立場が逆転する。

【例】

ある党の会議で、派閥の重鎮が皆の前で「田中君のような学のない人間に複雑な経済政策がわかるのか」と言った。

私は立ち上がり、深々と頭を下げた。

「先生、ただいまのご指摘に感謝いたします。今のお言葉をご指導として議事に残させてください。未熟な私を皆の前で導いてくださるとは、ありがたいことです。」

私は配布資料に「先生のご指導により修正」と明記し、礼状を送った。その日から、その人は二度と大勢の前で私をなじらなくなった。

私が引いたことで、逆にその人だけが「一方的に人を叩いた姿」として残るからだ。人に見下された時に正面からやり返せば泥仕合になる。だが、一歩引いて受け流せば、攻撃は一人よがりに見え、周囲の目は自然とこちらに傾く。引くことで相手を不利に立たせる。これが逆転の極意だ。


 

5️⃣ 関わらないことで心を守る

 

世の中には残念ながら、無限の悪意を向けてくる輩もいる。そういう人間は、どうしようもできない。最後の5つ目は、関わらないことで心を守ることだ。

【例】

同じ派閥の若手議員が、私の悪口を言いふらしていると聞いた。最初はいつものように笑顔で話しかけたり、食事に誘ったりして対応しようとした。だが、彼は悪口を繰り返す。

私は諦め、必要最小限の付き合いにするとだけ周囲に伝えた。悪口は相変わらず続いたが、私の心は穏やかだった。

**戦う必要のない相手とは戦わない。**これも立派な強さだ。

心が疲れ果てている時は、決して無理をするな。逃げること、距離を置くことも、自分を守るための立派な選択肢だ。何よりも自分自身を守ることを最優先にしてくれ。

見下されても、自分を責める必要はない。今日話したように対処するか、距離を置くか、冷静に判断する。それが諸君の貴重な人生を、より強く、より豊かにするための最高の知恵だと私は信じている。