九州・福岡・東京ときどきIoT

21年間のはてなダイアリー&アメブロからの避難所

名探偵コナン風「ゼロで割る」ひみつの解き明かし。

なんで「0で割る」のはダメなんだ?オレが解き明かしてやるぜ!

あれれー?おかしいぞー?

学校の先生が「0で割っちゃいけない」って言ってたって?

ただのルールだってやり過ごしちゃ、真実にはたどり着けないぜ。よし、この数学界の難事件、オレが解決してやる!

【FILE 1】消えた犯人!「6 ÷ 0」の謎

まず、割り算っていうのは掛け算の裏返しだってことを思い出してくれ。

「6 ÷ 2 = 3」が成り立つのは、「2 × 3 = 6」が成り立つ、確固たる証拠があるからだ。

じゃあ、事件現場の「6 ÷ 0」を見てみよう。

もし「6 ÷ 0 = X」っていう犯人(答え)がいるとしたら、そいつは「0 × X = 6」っていうアリバイを成立させなきゃいけない。

だけど、バーロー! 0にどんな数字を掛けても答えは絶対に0だ!

6になんてなるわけがない。つまり、犯人Xは存在しないってことさ。これは完全な「不可能犯罪」なんだ!

【FILE 2】全員が容疑者!?「0 ÷ 0」の謎

次の事件は「0 ÷ 0」だ。こいつはもっと厄介だぜ…。

さっきと同じように「0 ÷ 0 = X」とすると、「0 × X = 0」がアリバイになる。

ん…?ってことは…

Xが1でも「0 × 1 = 0」

Xが5でも「0 × 5 = 0」

Xが100でも「0 × 100 = 0」

なんと、どんな数字でも犯人になれちまうんだ!

全員が容疑者で、たった一人の真犯人を特定できない…。これじゃ迷宮入りだ。

数学の世界では、答えはビシッと一つに決まらないといけない。そう…

真実は、いつもひとつ!

だから、答えがたくさんありすぎる「0 ÷ 0」は、「解けない(決められない)」ってことになるのさ。

【EXTRA FILE】高校生の名探偵からのヒント

(ここからはちょっとだけ、本来のオレ…高校生探偵の工藤新一としてヒントをやろう)

「0で割る」のがダメなら、「限りなく0に近い、めちゃくちゃ小さい数」で割ったらどうなるか、推理してみるんだ。

例えば「1」を割ってみると…

1 ÷ 0.1 = 10

1 ÷ 0.001 = 1000

1 ÷ 0.0000001 = 1000万!

割る数が0に近づくほど、答えは天文学的な数字になっていく。この、果てしなく続く巨大な数字の概念を「無限(∞)」って呼ぶんだ。真犯人の足跡を追っていたら、とんでもない崖っぷちに出た…って感じだな。

探偵アイテムの反応は?

ちなみに、キミの持ってる電卓っていう探偵アイテムで「6 ÷ 0」を調べてみろよ。きっと「エラー」って表示されるはずだ。阿笠博士のメカでさえ、この難事件には「お手上げだ!」って白旗を上げるってわけさ。

賢いパソコンだと、「Infinity(無限)」や「NaN(数じゃない)」っていう特別な調査結果を報告してくれることもあるぜ。

これで謎はすべて解けた!

「0で割ってはいけない」っていうのは、数学の世界がパニックにならないための、超重要なルールだったんだ。

見た目は子供、頭脳は大人。その名は、名探偵コナン! また次の事件で会おうぜ!